司法書士試験の午後の部は、択一35問と記述式2問を3時間で解くため、択一に何分使うかが重要です。
私は模試では、午後択一を1時間以内で解くことを目標にしていました。2026年の本試験では、結果的に50〜55分ほどで解き終わっています。
ただ、50分台で解くこと自体が目的ではありません。大切なのは、記述式に必要な時間を残しつつ、択一の正答精度も落とさないことです。
この記事では、午後択一の目標時間の考え方、私が実際にしていた解き方やマーク方法、模試を使って自分に合う時間配分と解答順を固める方法まで整理します。
この記事でわかること
- 午後択一は何分を目安に考えればよいか
- 模試1時間、本試験50〜55分だった実体験
- 組み合わせで解くときに意識していたこと
- 全問解答後にまとめてマークしていた理由
- 模試で自分に合う時間配分と解答順を見つける考え方
午後択一は「何分で解けたか」だけで考えず、記述式に必要な時間を残せるかまで含めて時間配分を決めることが大切です。
午後択一は何分で解くのが目安?
午後択一は、まず1時間以内を一つの実践上の目安にすると考えやすいです。
午後の部は3時間ありますが、その中で択一35問と記述式2問を解かなければなりません。択一に時間をかけすぎると、その分だけ記述式に使える時間が減ります。
そのため、私は模試の段階から「択一は1時間以内」と決めていました。
ただし、1時間は法務省が示している公式の基準ではありません。受験生が本番の時間配分を考えるうえでの一つの目安です。
50分台で解けてもミスが増えてしまえば本末転倒です。重要なのは、何分なら自分が安定して択一を解き終え、記述式に必要な時間を残せるかを模試で確認することだと思います。
私の場合は、模試で1時間以内を基準にしていた結果、本試験では50〜55分ほどで解き終えることができました。
私は模試で1時間、本試験では50〜55分だった
私は模試を受けるとき、午後択一は1時間以内で解くことを一つの目標にしていました。
午後の部では択一のあとに記述式があるため、択一で時間を使いすぎると、その分だけ記述式が苦しくなります。そのため、模試の段階から「択一はこのくらいまで」という基準を持つようにしていました。
2026年の本試験では、午後択一35問を50〜55分ほどで解き終えました。模試で設定していた1時間という目標より、結果的には5〜10分ほど早く終わったことになります。
ただ、本試験で50分台だったからといって、最初から50分台を目指していたわけではありません。
むしろ、模試ではまず1時間以内を目安にし、その時間でどれくらい正確に解けるかを確認していました。
ここで大事なのは、速く終わったことそのものより、記述式に時間を残せたことです。
択一の時間だけを切り縮めるのではなく、記述式まで含めて最後まで安定して解ける時間配分を作ることを優先していました。
午後択一を1時間以内で解くためにしていたこと
私が午後択一を解くときは、全肢を一つずつ確認するのではなく、組み合わせを使って解いていました。
司法書士試験の択一では、確実に判断できる肢があれば、組み合わせから答えを絞れる問題があります。私はこの方法を使い、すべての肢を毎回確認するのではなく、答えを絞れるところでは組み合わせを利用していました。
ただし、全肢を読まない方法が必ず正解というわけではありません。
知識があいまいな状態で無理に絞ろうとすると、かえって間違えることもあります。全肢を確認した方が安定する人もいると思います。
大事なのは、模試の段階で自分の解き方を試し、どの方法なら時間を抑えながら正答率を維持できるかを確認することです。
私の場合は、組み合わせで解く方法が自分に合っていました。
一方で、この解き方には注意点もありました。組み合わせに集中していると、問題文の「正しいものを選ぶのか」「誤っているものを選ぶのか」を取り違えることがあったからです。
そのため、解くスピードだけで終わらせず、最後のマーク時に設問条件をもう一度確認するようにしていました。
関連して、択一で2択まで絞ったあとに間違えてしまう原因と対策は「司法書士の択一で2択まで絞れるのに間違える原因・対策」で詳しく整理しています。
マークは全問解答後にまとめて行った
私は午後択一を解くとき、1問ごとにマークせず、35問をすべて解いたあとにまとめてマークしていました。
この方法にしていた理由は、問題を解く流れを途中で切りたくなかったからです。
1問解くたびに問題冊子とマークシートを行き来するより、まずは問題を続けて解き、そのあとにまとめてマークした方が、自分には集中しやすく感じました。
ただし、まとめてマークするときは、単に答えを転記するだけではありません。
私はマークする際に、その問題が「正しいもの」を選ぶのか、「誤っているもの」を選ぶのかをもう一度確認するようにしていました。
組み合わせで解いていると、肢の正誤を考えることに意識が向きすぎて、最後に選ぶべきものを取り違えることがあったからです。
実際に2026年の本試験でも、マークするときに確認したところ、1問だけ答えを取り違えていることに気づき、その場で修正できました。
もちろん、1問ごとにマークした方が安心できる人もいると思います。ここも正解は一つではありません。
大切なのは、模試の段階で自分に合う方法を試し、本番でも同じ流れで迷わず進められる形を作っておくことです。
自分の午後択一の制限時間は模試で決める
午後択一の目標時間は、最初から「50分」「55分」と細かく決める必要はないと思います。
まずは1時間以内を一つの基準にし、模試で実際に試してみるのがおすすめです。
そのうえで確認したいのは、単に択一を何分で解けたかだけではありません。
- その時間で正答率を維持できたか
- 記述式に十分な時間を残せたか
- 択一と記述式をどの順番で解くと安定したか
- 最後のマーク確認まで無理なくできたか
特に、模試は自分に合う解答順を探す場として使うことが大切だと感じています。
択一から先に解く方が落ち着く人もいれば、記述式との順番を変えた方が安定する人もいると思います。
本試験で初めて順番を変えるのではなく、模試で何度か試しながら、「自分はこの順番、この時間配分なら最後まで崩れにくい」という形を作っておく方が安心です。
私の場合は、模試では午後択一を1時間以内に終えることを目標にしていました。その流れを繰り返した結果、本試験では50〜55分ほどで択一を終えることができました。
ただし、ここでも大事なのは50分台そのものではありません。
正答率を落としてまで時間を縮める必要はありません。模試で試しながら、自分に合う時間配分と解答順を決めておくことが、本試験での時間の焦りを減らす準備になると思います。
記述式そのものの進め方については「司法書士の記述式はいつから勉強する?不動産登記法・商業登記法の進め方を実体験から解説」で詳しく整理しています。
まとめ|午後択一は速さより「記述式へ時間を残す設計」が大切
司法書士試験の午後択一は、まず1時間以内を一つの実践上の目安にし、模試で自分に合う時間配分を探すのがおすすめです。
私自身は、模試では1時間以内を目標にし、本試験では50〜55分ほどで解き終えました。
ただし、目指すべきなのは「50分台で解くこと」ではありません。
重要なのは、択一の正答率を保ちながら、記述式に必要な時間を残すことです。
そのためには、模試を使って時間だけでなく、解答順、組み合わせでの解き方、マークを行うタイミング、最後の確認まで含めて自分の流れを固めておくことが大切です。
私は全問を解いたあとにまとめてマークし、その際に「正しいもの」「誤っているもの」という設問条件を確認していました。本試験でも、その確認で1問の取り違えに気づき、修正できました。
「何分で解くか」だけではなく、「記述式まで含めて3時間をどう使うか」を考える。
その視点で模試を繰り返し、本番で迷わない自分なりの時間配分と解答順を作っておくことが大切です。



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